専門家はウソをつく (小学館新書 184)
専門家はウソをつく (小学館新書 184) / 感想・レビュー
KAKAPO
私は、まんまと騙されている側のような気がしますが、専門家という商品を情報消費として売ろうとするビジネスがあるので、それに翻弄されないようにね!という警告書なのでしょうね。勝間和代さんは、ある意味、専門家から批判されることによって、専門外の土俵に上がらざるを得なくなっても、このように正々堂々と相手のルールで戦おうとするところで「凄くメンタルが強い人なのだろうな」と思ってしまいます。また、テレビ出演でも(上手く利用されることを潔しとせず、そのために)自分の強みが発揮できなかったことで、決別を選んだのでしょう。
2016/12/14
ずっと俺のターン
利権まみれで適当なことばかりいう人たちのことを信じないで自分の頭で考えるべき。
2013/11/01
黒頭巾ちゃん
「しっかり自ら考えよう」ということです。専門家は分野が細分化していてトータルでの視点の欠如や新しいものを排除するようです。さらに、発言には利権などの裏があるからです。それは、医者が西洋医学に洗脳されていることで説明しています。実務家とは逆です。そこで、どのように専門家を選ぶかで私が気にしたのは「DVD,本など言語化されたものを出しており、10年以上継続して第1線にいる人」です。また、ある分野を検討する場合は、「書籍などで最低3人の専門家からの意見を参考にする」です。金融専門家の裏話やブラックスワンの話も
2013/10/14
ばりぼー
専門家を疑おう。専門家の言葉を鵜呑みにしてはいけない。すべての専門家が信用できるわけではないし、また、信用できる専門家の全ての発言が信用できるわけではない。専門家が陥る罠その1、専門家として名を上げるため、過度にオリジナリティを追究しがち。罠その2、新しい勉強をしなくても権威を保てるので、専門性がどんどん古びていき陳腐化する。罠その3、自分の専門性を脅かす新しいパラダイムに対する無意識の迫害。医療の分野で現代行われている治療方法にも、100年後には瀉血療法や水銀療法の類が大量に含まれている恐れがある。
2021/10/31
香菜子(かなこ・Kanako)
専門家はウソをつく。勝間和代先生の著書。日本人は権威に弱くて、立派な学歴や職歴、資格を持つ専門家の意見を鵜呑みにしてしまう。私は人よりも疑心暗鬼になりやすい疑り深い性格だと自負しているけれど、それでも立派な学歴を持つ博士や学者の先生、専門家の先生の意見や説明は疑うことなく信じてしまっているかもしれません。専門家でもウソをつくし、専門家でも間違える、専門家でも人間という意識を持って、何事も自分の頭で考えてみることの重要性を学びました。
2018/08/09
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