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「魔性の女」に美女はいない (小学館新書)

「魔性の女」に美女はいない (小学館新書)

「魔性の女」に美女はいない (小学館新書)

作家
岩井志麻子
出版社
小学館
発売日
2015-10-01
ISBN
9784098252411
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「魔性の女」に美女はいない (小学館新書) / 感想・レビュー

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スパシーバ@日日是決戦

{2015年} 本書に登場する人物はすべて実在の人物で、有名人や著名人を除きすべて仮名。見合い結婚から恋愛結婚が主流へ。誰が言ったか、「結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如」。役所に結婚届を提出した途端、法律的にはガチガチに縛られる一方で、入籍という道を選ばず事実婚という道を選択するカップルも少なくない。この人しかいない!から、この人でよかったのかしら?と自問自答しているあなたへ。たった一度の人生、悔いのない選択を..。                                

2015/11/25

さらば火野正平・寺

岩井志麻子、初めて読んだ。面白かった。この題名、私も秘かにそう思っていた。題名ではわかりかねるが、結婚がテーマの本でもある。魔性の女の事件とは、結婚制度がある故に生まれる悲喜劇(主に悲劇だが)。しかし岩井志麻子は優しい人だ。悲喜劇の登場人物達の欲望に、たまにフッと暖かい手を当てる。ゲスの極みなゴシップ列伝の中、不意に真顔で世の中に怒る。結婚制度の生んだ悲惨を書き連ねながら、読者に結婚を勧める。堕ちて底をついた後に立ち上がる結婚堕落論かも知れない。男もそうだが女も業が深い。下流も上流も関係なく悲劇はある。

2016/03/08

fwhd8325

このタイトルと、内容は今ひとつマッチしていない印象です。岩井さんが語る男女の事件簿といった内容です。一つ一つに岩井さんならではの毒が吐かれています。週刊誌のルポのようでした。

2016/09/13

澤水月

つくば母子は殺害当時叩かれていなかった(入社したてで強く覚えてる)後にネット文化発達した時に2ちゃんで口さがない声が…もしや後からの参照か?そこは危なかしさ感じた、鳥取には二回行ってみゆきの周囲探り驚愕のその後書くのに。事件好きなのでほとんどの件わかり面白かった。セレブ父娘の姉妹、監督の愛人と若い男追い回しを同時にした女優のモデルがきになる! ただ題名は全く内容に合わず下世話な男と女の事件簿に、貴賎なしといったところかな

2016/03/15

naji

サラッとナナメ読み!?事実は小説より奇なり(むしろ恐怖)ですね。結婚という概念について考えさせられ、ソクラテスの名言『ぜひとも結婚しなさい。もし良い妻を得たならば、あなたは幸せになるでしょう。もし悪い妻を得たならば、あなたは哲学者になるでしょう』や名台詞『結婚は判断力の欠如、離婚は忍耐力の欠如、再婚は記憶力の欠如』は是非覚えておこう。このような内容を読むと本書のあとがきにある様に、つくづく自分の両親の関係に尊敬の眼差しを向ける、そんな一冊でした。

2015/12/13

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