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絶望の超高齢社会: 介護業界の生き地獄 (小学館新書 な 15-2)

絶望の超高齢社会: 介護業界の生き地獄 (小学館新書 な 15-2)

絶望の超高齢社会: 介護業界の生き地獄 (小学館新書 な 15-2)

作家
中村淳彦
出版社
小学館
発売日
2017-05-31
ISBN
9784098252824
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絶望の超高齢社会: 介護業界の生き地獄 (小学館新書 な 15-2) / 感想・レビュー

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黒頭巾ちゃん

タイトル通りで一気読みでした。介護職は低賃金なばかりに女性は売春をし、働き場のない中年童貞が跋扈し、虐待を起こす。介護甲子園で洗脳すらさせてる。国は制度を見放し対策を講じれない。そればかりか、外国人や刑務所あがりを現場に送る策を講じている。そのために現場では薬物など風紀が乱れる。制度を悪用する暴力団の資金源に介護施設はなっている。介護職場は本当に底辺な環境で生活保護の方が人間らしい生活ができる。ただ、筆者も施設運営経験でのストーカー被害から偏った内容になったかもしれない。現在働いている方の意見がききたい。

2017/07/14

mazda

介護する側は低賃金という現実を前に、借金、風俗という流れがある一方、介護される側も、要介護認定レベルの低い人が利用しづらい制度になっていき、今後は自宅介護される人が夜な夜な徘徊し、家族や警察を巻き込む騒ぎになることが想定されます。さらに、認知症の人が運転する車に子供がはねられる、万引き事案が多発する、といった懸念があります。さらにさらに、犯罪者更生のため、服役後介護業界で働かせる取り組みもあるそうですが、介護業界に来る多数は女性で、女性受刑者の多くは違法薬物に関わる犯罪だそうです。老人がヤク中になる!❓

2018/10/22

sayzk

明日は介護支援専門員の資格更新の研修。その前日にこんな本読んでていいのでしょうか?著者の介護業体験の前作を上回るエグイ介護界の現状。この本と同じような人種が他の職業ではいないのか?などと言うまい。幸か不幸か介護保険開始のころは不況であった。介護業界に人が集まりやすい状態であった。それがここにきて色んなのが流れ着くところになっている現実はある。といってヘンに意識高い系の人ってのも困る。著者には今後も期待したい。ただ本書の中の地域包括ケアシステムの解釈はちょっと違うかなと思った。

2017/06/13

三上 直樹

「未来の年表」に続き、介護業界の現実を明らかにした内容。筆者の徹底したレポートには頭が下がりますが、そこに描かれているのは首都圏中心の現場の最暗部で、地方ではそこまでは至らないと信じていますが、来年の改正で新たな希望が見えるわけではないだけに、ともかく早急に変えていくアクションが必要です。

2017/09/03

kiki529

著者が以前から書いている内容について、「介護職は貧困だとか、売春しているとかいうのは偏見だ」と叫ぶ以前に、この一部(とする)の事実から、背景が何なのか、何が読み取れるのか、著者が何をいいたいのか、を読むべきだろうし、それをせずして、現実から目を反らしてしまうことほど愚かなことはない、と私は思う。介護職員だけでもなく、介護にかかわるものだけでもなく、全国民にぜひぜひ知ってほしい現状だ。 この世の中で、介護保険制度以前とはとんでもなく異常なことが起こっているのである。

2017/06/04

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