仕事にしばられない生き方 (小学館新書 や 7-2)
仕事にしばられない生き方 (小学館新書 や 7-2) / 感想・レビュー
starbro
ヤマザキ マリは、漫画以外を新作中心に読んでいる作家です。世界を股にかけて波乱万丈の人生をおくる著者ならではの仕事に纏わる人生観、愉しめました。それにしても著者がJKでちり紙交換まで経験しているとは思いませんでした。
2018/11/24
やすらぎ
こんなに凄い方だとは!…今の世の中、お金がすべてって価値観。ウイルスみたいに人の中に入り込んで、コンプレックスや孤独や傲慢さを生む。そんな世界を見つめ直したくて、さっさと荷物をまとめて旅に出た。人生の分岐点で強い力の発する方に突き進む、行動力と自立心の塊。言葉に力があり自然体で生き生きとしている。私たちは機械ではありません。人間です。考える力がある。お金を稼ぐため、争うために生まれてきたわけじゃない。生きていればどんな人生にも波がくる。いい波が来たから乗ってみると、どこかに連れていってくれるかもしれない。
2020/10/15
mukimi
「国境のない生き方」続編。私にとって仕事は、お金を稼ぐ手段というより何かを成し遂げねばならない場所になっていることに気づく。生まれてきた意味を仕事の中に見出そうと足掻き、真面目に働くことで自己肯定感を何とか繋ぎとめ生きている。仕事は翼でもあり足枷でもある。そんな私にとってヤマザキマリさんの「スタンダードとされる価値観に巻かれて諦めてしまわずに、へんてこでもいいから自分なりにその先を歩いてみよう」という仕事観の自由さ、軽快さは豪快で気持ちいい。戦い続ける大人の生きる知恵。心に抜け道を作った上で進もう。
2023/05/21
もりやまたけよし
子供の頃から今に至るまで、やりたいことをずっと続けてきた体験記が綴られている。お嬢様学校で校則の決まりの三つ編みに抗するためドレッドヘアにする辺り只者では無いですね。
2018/11/11
ホッパー
ヤマザキマリさんのハードな半生が描かれている。文章がパワフルなのでグイグイ読めるし面白かった。しばられない生き方の答えはまだ出ない。
2022/08/06
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