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東京路線バス 文豪・もののけ巡り旅 (小学館新書 448)

東京路線バス 文豪・もののけ巡り旅 (小学館新書 448)

東京路線バス 文豪・もののけ巡り旅 (小学館新書 448)

作家
西村健
出版社
小学館
発売日
2023-03-31
ISBN
9784098254484
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東京路線バス 文豪・もののけ巡り旅 (小学館新書 448) / 感想・レビュー

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いたろう

東京都内、都営バスの旅。文豪・もののけ巡りというタイトル通り、旅のテーマは、永井荷風「日和下駄」、池波正太郎「鬼平犯科帳」、「四谷怪談」、平将門、等々。目的地は、特に有名な観光地ではないところが多く、本書で初めて知った場所ばかり。いくつか実際に行ってみたくなった。そして、西村さんは、なかなかの都営バス通。東京都内、地下鉄はよく乗るけど、都営バスはあまり乗ったことはない。そのため、目的地だけでなく、そこに向かうバスの様子もなかなか興味深いところ。なる程、街並みをゆっくり眺められる、バスの旅というのもいいね。

2023/07/16

fwhd8325

子どもの頃は、乗り物に弱かった私も、最近では積極的に路線バスを利用するようになりました。都内の移動は、地下鉄や電車の方が便利ですが、バスでの移動は見たことのない景色に出会える喜びがあります。ひとりの時間を贅沢に使っている満足感があります。そして東京にはまだまだ知らない世界が沢山あります。幸せな気持ちになれる世界です。

2023/08/03

雲をみるひと

都バスで行く東京探訪記。訪問先はバスを使わなくても行けるが、使用したバス路線が示されていることやいくつかの系統については路線の解説がされていることに特徴があると思う。立ち寄ったラーメン屋についての記述も含めて3つの観点で書かれている。都内小旅行、都バス、ラーメンのどれかに関心があれば楽しめる作品なのだと思う。

2023/12/06

bapaksejahtera

現代作家で知らない人だが、路線バス(全部都営)を用いて小説等の舞台を巡る。序でに著者の好みであるラーメン店巡りを折り込む。地図や写真つきで文体は軽い。述べられる名所は殆ど知っている所であるし、バス路線の多くは馴染みであるので、楽しく読み終える。題材は荷風の「日和下駄」、池波正太郎「鬼平」、「四谷怪談」更に「将門」であり、既知の事ばかりだが、本書が書かれたのが比較的最近で、私が訪れた頃といかに変貌しているかを知るのに良かった。著者は九州の人らしく、旧町名を含めた東京の地名には馴染みがないようで誤りも目立つ。

2023/05/25

陽ちゃん

永井荷風、鬼平、お岩さん、平将門、の4つのテーマをそれぞれ縁の地を路線バスで巡る散歩?エッセイ。東京の地理が全くわからないので、経路の説明を読んでも正直チンプンカンプンでしたが、楽しさは伝わってきました。確かに、知らないルートの路線バスに乗るのは、ちょっと旅行気分になれて楽しいですもんね。

2023/12/29

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