灰谷健次郎の保育園日記
灰谷健次郎の保育園日記 / 感想・レビュー
daiyuuki
知育偏重が強まる教育の現状に危機感をもつ灰谷健次郎が、四人の仲間と保育園を開設した。保育園の開設するための手続きの裏側、食育や作文芸術教育の試行錯誤、そんな苦闘の中で見える保育とは子供と対話しながら待つこと、子供に寄りそうことが見える優れたドキュメントです。
2010/10/04
キングクリムゾン
何度読んだことか。この本を何度も読みながら保育士を目指していた。保育士になった今読み返してみると、また一味違った感慨がある。子どもをどこまでも慈しみ、愛していくことを綴った一冊。
2010/08/21
まめ
「悩んでいる人間はいかにも誠実らしく見える。しかし、悩みをなぐさめにしている人間はどうしようもない怠け者といえる。」正直ぎくりとした。「なにかを創り出すことのみが人を高くする。」考えさせられる言葉が随所にありました。
2010/03/07
一前田
保育園といってはいるけれど、小学校以上の先生もこれは読むべきだと思った。子どもを導くのではなく、共に生きる。子どもたちに眠る可能性に対して、畏れの念を、尊敬の念を抱いて、そして、自分も未熟であることを常に自覚して教育現場に立ちたいと思う。
2018/07/11
感想・レビューをもっと見る