MAO (9) (少年サンデーコミックス)
MAO (9) (少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
夏野の謎は深まるばかり。幽羅子もまた、正体は謎めいたまま。二人の違いは夏野は記憶を削られているようで、目的すら曖昧なままであるのに対して、幽羅子はおそらく自分の意志で不知火に従っている様子であること。いずれも不幸な結末しか想像できない。夏野のパートは一度幕が引かれたようなので、幽羅子とマオの因縁に話は移りそう。
2021/07/18
ぐうぐう
『MAO』の世界では、悪と善が戦うという単純な二項対立の図式を採用していない。敵はいるものの、あくまで敵らしき存在であり、主人公達は迷いながら対峙している。その複雑さは、現実世界の複雑さの表れに他ならない。現実世界と言えば、大正を行き来する菜花が戻る現在は、コロナ禍真っ只中であり、その描写に思わずドキリとさせられた。
2021/08/16
はな
夏野の過去が明らかに。左手を探す彼女。「菜花は本当にかわいいな」と思うまお。菜花に対して無自覚に優しくなってるのがいい。幽羅子はあの人じゃなかった。にしても彼女の生まれ方、めちゃくちゃ奈落っぽいんですが。
2021/09/05
Book Lover Mr.Garakuta
【速読】:おきな書店で、購読中:面白い新展開になってきました。最早自分には誰が悪人で、誰が善人なのか分かりませんが。勧善懲悪な世界だと思う。
2021/10/17
yukaring
最新刊を購入。犬夜叉っぽい話だなと思って読み進めてきたが、犬夜叉とは違う面白さや謎の登場でかなりはまりました。怪の描き方や菜花ちゃんの淡い恋心などがすごくリアルで高橋留美子さんのセンスはやっぱり抜群。いよいよ幽羅子の正体が明らかになりそうで次も楽しみです!
2021/07/25
感想・レビューをもっと見る