MAO (16) (少年サンデーコミックス)
MAO (16) (少年サンデーコミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
末裔たちの没落と非業の来歴に遭遇する百火くん。呪いによる不死は、百火を傍観者のままではいさせない。『人魚の傷』シリーズを想起させるような悲しい展開だった。最後の末裔の羽月ちゃん、普通の人として生きていけるといいね。
2023/04/19
ぐうぐう
少女が起こす火。「これは救いの火にも、地獄の炎にもなる」なるほど、キングの『ファイアスターター』だ。火が救いになるか、地獄の炎になるか、それは少女ではなく、少女を利用しようとする大人に原因があるのも同じ。印象的なのが、少女と行動を共にする男の存在だ。欲がいつの間にか情に変わった男の、その人間性に、少女も物語も救われる。
2023/05/24
はな
百火さまおとこまえ!
2023/05/04
じゃっくすけりんとん
★★★☆☆
2023/04/24
チューリップ
大五の話に入っていくのかなと思いきや後半は百火と百火の家の話だった。百火は平安時代の兄弟子たちの中では若いから幼いイメージあるけどそっから何百年も生きているだけあって精神面では大人だし、酷いやり方で当主の座を奪った偽の姫も助けてちゃんと話をしようとしていたりかっこいいよなあと思った。自分の家が呪いの家になっていたのは思う所あるだろうけど、ちゃんと普通に生きていこうとしている子孫がいるって分かっただけでも良かったのかな。他の兄弟子たちの家も大正まで続いていたりするのか気になった。
2023/07/29
感想・レビューをもっと見る