善人長屋 (1) (ビッグコミックス)
善人長屋 (1) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
落語界を描いた『どうらく息子』の次は、女性を主人公にした現代ものだと思っていたら、江戸の長屋が舞台で、しかも原作ものとは想定外だった。しかし、読み進めていくと、なるほどと頷くことが多い。店子も差配も皆良い人ばかりなので善人長屋と呼ばれているが、実は店子には裏稼業があって、悪人揃い。そこに手違いから、本当の善人が越してくるというのが導入部。ただの人情話ではなく、裏稼業があるというのがミソで、そこに描き甲斐を尾瀬あきらは感じたのではないか。
2019/04/07
すぱちゃん@水の中で泣いている人の涙に、気づけるような人になりたいんだ
尾瀬あきらさんの新作。原作西條奈加。裏稼業ばかりの人達が暮らす、その名も善人長屋。そこに、何かの間違いか店子になったまっさらな善人の魚屋、彼が持ち込む善人らしい問題。長屋は皆悪人のはずなのに、人助け。人情味溢れるお話です。
2019/05/05
はなちゃん。
どうらく息子の影響が良い意味で出てる。面白い。
2019/05/07
ぽへぽへ
好きなジャンル。西條奈加さんの原作。江戸の町に、住んでる人間が皆善人と評判の長屋がある。ところが実は裏のお仕事持ちの悪党たち。そこに何の手違いか本物の善人が引っ越してきてしまう…
2019/04/14
おりひら
尾瀬あきらさんの新作。原作物なんですね。落語の様な時代劇。悪党ばかり集まる善人長屋の新しい店子は、本当の善人だった。けど、悪党と言う割には、長屋の人々のなかなか。ある意味、王道な人情噺のようで。
2019/04/07
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