サターンリターン (2) (ビッグコミックス)
サターンリターン (2) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
失くしたものを追う行為。それは、自分自身を取り戻す行為にも繋がるはず。なのに、追えば追うほど、自分を失っていくのはなぜか。理津子は夫である一史に言う。「私も史くんも嘘ばっかりだよ。ここにいない人を求め合ってる同士なんだよ」と。他者の喪失により自分を失うとは、嘘の人生を歩くことだ。同時に、失くしたものを追うことで偽りの自分が生まれるのなら、それも嘘の人生と言えるだろう。しかし、追う行為で生まれる嘘は、痛みを負い負わせるからこそ、やがて真実に近付くことができるのかもしれない。
2019/12/10
ぐりとぐら
復習の再読。知れば知るほど、自分の中にあった人物像と離れていくアオイ(中島)。小出パートは、明るいので、りつ子パートとバランスよく配されていると、展開が安定するな~。彼女が面白い。
2022/07/16
紫陽花
■レンタル(ツタヤ) 自分のことはもちろん自分しかわからないんだけど、自分のことしか考えてないのとは違う。 手に入れたらいらなくなる気持ちめちゃくちゃわかるし、私も物事を自分本位にしか考えていないのかもしれないと思ったら、一気に怖くなった。 絶望の果てに、希望はあるのか?
2020/10/16
毎日が日曜日
敦が死んだ原因に自分が関係無いことを知りたいのか。自分に原因があると思いたいのか?どっちだ。
2019/12/01
kanon
本当に面白い。ジャンルを決めかねていたが、これはミステリー。ミステリーを読む時の構えというのがあり、それに徹することにした。良くも悪くも、魅力的な人なんだろうな、りつ子。現実では全く関わりたくないけれど。
2019/12/05
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