ひねもすのたり日記 (第3集) (ビッグコミックススペシャル)
ひねもすのたり日記 (第3集) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
keroppi
デビューしたての頃と現在の様子が描かれる。「ちかいの魔球」を描き出すエピソードが登場するが、今考えると、よくこれだけ野球を知らない人に漫画をまかせたなと思う。でもここからちばさんの少年漫画での活躍が始まるし、ちばさん自身実際に運動をすることによってストレスも解消されたんだ。古本屋で買って積読状態の「ちかいの魔球」、そろそろ読みたくなってきた。最初のページをちょっと見ると、確かにマウンドが描かれていない。
2022/06/22
gtn
あんな清楚な女性を描く著者が、少女漫画を苦手としていたとは。つげ義春も著者のタッチを真似た作品があったはず。
2021/06/29
ぐうぐう
ちばてつやのエッセイ漫画、第3巻。現在の日常を綴った回も面白いが、やっぱり若かりし頃の、ちば版『まんが道』的エピソードが興味深い。漫画家デビュー直後、改名を提案されて、本名をひらがなにしたペンネームに変えたという話を回想中、ふと知り合いの漫画家の名前を振り返れば、ひらがなのペンネームの多いことに気が付く、ちば先生。なるほど、確かに売れた漫画家には、ひらがな表記の人が多いわぁ。気付くと言えば、ちば先生の漫画の主人公には、矢吹丈のように「ジョ」が付く名前が多いのだけれど、それが終戦を迎えた子供時代、(つづく)
2019/12/27
まこみや
「ちかいの魔球」「紫電改のタカ」「ハリスの旋風」「おれは鉄平」と週刊誌「少年マガジン」に連載されるまま毎週愛読してきました。とうに還暦を過ぎた今、『ひねもすのたり日記』を読みながら、自らの少年時代の思い出と重ね合わせつつ楽しんでいます。長く続いてほしいと思います。
2020/02/03
ジロリン
ちばてつや最初のヒット作「ちかいの魔球」前夜の巻。しかし、いくら原作つきとはいえ野球の知識ゼロで描いたマンガをヒットさせるとは…描かせる方も相当なモノだが、それにきちんと応えるちばてつやもさすが、と言う他ないか。それにしても、「赤い虫」の幻覚が発症するほど少女マンガを描くのが嫌だったなんて…けっこう<名作>と言われるマンガを描いてたはずだけど。あれはこの時期じゃないのかな?高橋留美子センセイみたいに、さらっと「貸本時代も含めて全作品を読んだと思います」と言えるファンならわかるのかしらんw
2020/01/10
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