映像研には手を出すな! (5) (ビッグコミックス)

立花孝志大嫌いおじさん・寺

この漫画、ただいま大人気だとは聞いていたが、この新刊5巻がなかなか手に入らないのには閉口した。どの本屋さんに行ってもないのだ。なかには2巻しか置いてない書店もあった。メルカリに1000円で出品したろかいなと悪計が湧いたが止す。この漫画、女子高生がアニメを作るという単なる文科系の青春ものではない。登場人物達の会話が時にシニカルで、そのうえ平気で高尚だったりする。今後アニメのみならず、あらゆる映像作品を観る際の尺度をくれる。時に作者が本気出しているのが伝わる。故にアニメ版も本気で創られていて目が離せない。

2020/02/10

かんけー

読了♪冒頭、浅草氏と百目鬼氏は食料のザリガニを捕獲しながら？芝浜高校の隠された秘密の一つである時計塔の謎に踏み込みソコから何時もの浅草ワールド全開で読んでて心地良い感じで♪音に対する探求心はずば抜けてる百目鬼氏の行動原理が可笑しい(*＾▽＾*)今回も世間の動きに抜け目ない金森氏だが？浅草氏のアイデアにゴーサインを了承♪でも？｢仕事しろ、仕事！｣は相変わらず？浅草氏と木崎氏を煽るのは何時も通りで(^_^;)ラスト近辺、映像研の拘りを感じつつ次巻へと引きもオッケーって処で♪面白かったです♪

2020/04/10

sin

「聞いたかおい、」「事件だぞ。」異物混入、食堂の閉鎖。ザリガニ釣り、謎の時計塔。厨房から地下ピット、釣り部vs河童。芝浜高校、戦時は軍の施設。意外な繋がり、本屋の時計塔。「どうやら…最近は作るのも、」「専門になったらしいっすね。」ろくおんひこうき。「というわけで、今作は現実とのコラボです‼️」評論家アニメ部、参上。「準備万端。こいつで驚かせてやろう。」

2020/02/07

oldman獺祭魚翁

第1巻～第5巻纏めての感想です。　これはNHKで放送中のアニメ先行でネットでも評判なのか、中々手に入れるのが難しい様で、結局月曜日半日かけて大手書店を回って全巻揃えました。まぁアニメで冒頭の第2巻くらいまでは見ていましたが、続く3巻以降も中々、設定いのちの監督キャラ浅草みどり、動きがすべてのアニメーター体質の水崎ツバメ、アニメのことはよく解らないけど、お金儲けにはメがないプロデューサー資質の金森さやか　三人が立ち上げた映像研、何かあるとすぐ想像力豊かな（豊かすぎるかも……）浅草氏の設定の中で暴走しまくる。

2020/02/05

ゆう

スタジオ・ジブリに関するドキュメント作品を読むと、スタジオ・ジブリという箱庭こそジブリが生み出した最も面白い作品なのではと思う。きっとこの作品の出自もそのあたりにあるのだろう。上野千鶴子がラジオで「ボーイズクラブでお年を召していけばいいじゃないですか」と評したホモ・ソーシャルの権化のようなジブリ（鈴木、宮崎、高畑）の構成員が、女子高校生に置き換えられていることの違和。そこへ突如オブラートに包むことなくダイレクトに挿入される「鈴木」なる男子高校生。だよね。ジブリで1番面白いのは鈴木敏夫の仕事だからね。

2020/11/22