海帝 (5) (ビッグコミックススペシャル)
海帝 (5) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
ぐうぐう
青市島に元から黒死病がもたらされる。日本全土に感染を広げることのないよう、島は三年間入島を禁じる処置を取る。多くの島民の犠牲を伴いながらも、三年後、悪疫は消え去る。しかし青市島は、周辺から黒死島と呼ばれ、忌み嫌われる存在となってしまっていた。「恐ろしいのは疾病よりも人の心であったな…」新型コロナウイルス感染拡大の真っ只中(本巻が描かれたのは感染が世界規模で蔓延する前のことなので、偶然とはいえ、驚くほどタイムリーな内容だ)、恐ろしいのはウイルスではなく人の心だとするこの言葉は、あまりにも重い。
2020/04/01
月をみるもの
青市島は、モンゴルが世界に広めたペスト ( https://bookmeter.com/reviews/79641959 ) によって3年間封鎖された後に、人の住まぬ土地となった。生き延びたものたちは、新たな希望を、どこでどのように見出すのだろうか。。
2020/04/16
笠
3 新刊読了。セイロン(スリランカ)に寄港して建文帝を預ける。え?もう預けちゃうの?帝救うミッションはこれで成功?ってことは、旅の目的結構達成してない?よく分からないが、ここから先は海外視察という建前上の(史実としてはおそらく本来の)ミッションに専念していくのだうか。フィクション的な推進力はもう消えてしまったのだろうか。さらに、ペストで全滅したらしい廃船に遭遇して倭寇たちの悲しい過去が判明。しかし、ここから先の展開が全く読めない。
2020/05/07
ishilinguist
部隊はインド洋セイロンへ。キャラの背景が深まってくる。ここで黒死病ネタはタイムリーなのか、そうでないのか・・・「恐ろしいのは疾病よりも人の心」と突きつけられる
2020/04/18
YS-56
『戦う』というか、『皆で力を合わせる』なんでしょうね。
2020/04/05
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