写真屋カフカ (3) (ビッグコミックススペシャル)
写真屋カフカ (3) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
地方書店員の髙橋
大好きな山川直人さんのコミック。絵のタッチがとても好きです。 消え去りそうなものを撮る写真屋。彼が撮るものには撮られた人の人生の大切な思い出が一瞬映し出される。 一話完結でそれぞれ独立していますが、緩やかにつながる登場人物たち。独特の不思議な世界観に浸りました。10話と13話が特にお気に入り。
2020/03/30
Susumu Kobayashi
山川直人作品のファンである弟から貸してもらって読む。谷遠可不可(こくとおかふか)は「消えそうなもの、なくなりそうなもの」を撮影するのが趣味でもある写真屋。独特な描線が独特な雰囲気を与えている。感想の書きにくい作風だ。
2020/06/27
かぼちゃおばば
コロナの恐怖でで閉塞感や緊張感の日々 息子の本を読む。肩の力が少し抜ける。当たり前のことを幸せだと思う、そんな平凡な日々(どれだけ重みのある事か知る)が一刻も早く戻ってきます様に。
2020/04/01
TaHi
写真家カフカの不思議な写真に癒される登場人物に感情移入できて、自分自身も消えゆく過去の名残に癒されました。
2020/10/03
ころっぷ
何気ない日常の中にも、気が付かない内になくなってしまったものが沢山ある。物や人がなくなってしまっても、覚えている人がいれば、それはなくならない。最初からなかったのとはちょっと違う。こうして漫画で記録された架空の人物の架空の思い出も、読者が覚えている限り、なくならない物語として生きているのだろう。何時もながら素晴らしい絵と、愛らしい物語だ。
2020/05/30
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