新九郎、奔る! (4) (ビッグコミックススペシャル)
新九郎、奔る! (4) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
buchipanda3
今回から新展開。元服した新九郎(後の北条早雲)は領主名代として荏原の地に向かう。京での権謀術数の世界から今度は地方の領地経営。と言っても前回の最後にあった外伝で描かれていたある事情から、こちらでも一筋縄ではいかなそう。にしても新九郎は配下を持つようになって大人っぽくなった(少しばかり)。それでも真っ直ぐな感じは変わってない。新キャラ・那須の鬼姫つるとのやり取りが面白かった。彼女はゆうきさんらしい女性キャラ。新九郎との関係で思わずニヤニヤしそう。どうなるか楽しみ。次回の予告も気になる内容。
2020/06/11
鱒子
友人本 応仁の乱で混乱した京の町、しかし火の粉は地方へも広がり始め……そんな中、新九郎は備中荏原の所領へ。しかし長いこと父が放ったらかしにしていた領地は、境界も権利もぐちゃぐちゃで。——親元の京を離れた新九郎、苦難の中で独り立ち!戦国大名へ、はじめの一歩。
2022/07/23
こも 零細企業営業
やっと読めた。何処の陣営だか日々変わっていく都を離れて、父親の所領に行くが、変な利権が絡んでいるのか現地の人達は都から来た人達を客人扱い。領主の代理のはずなのに何もさせてもらえない。そんな中、那須の鬼姫に何故か気に入られる新九郎。それを危惧する所領の連中、そしてそれは良からぬ事を考えに至る。はてさてこの後どうなっていくのやら。
2020/06/18
sin
訪れたるは父の領地、張り切る新九郎に温度差あらわな地元民、那須の一族あらわれて新九郎の実力が試されることに、やがて新九郎の真っ直ぐな気持ちを知らず疑心暗鬼のライバル同族、何やら良からぬ企みは…次の巻でのお楽しみ~ちゃんちゃん。
2020/06/24
くさてる
のちの北条早雲、新九郎の成長と生涯を描く歴史大河マンガ。まったくといっていいほど馴染みのない時代が背景で、聞いたこともない名前の人がずらずら出てきて、関係性も複雑なんだけど、面白いくらいにするすると読めて、実際、面白い。やっぱりゆうき先生の漫画力がすごい。そして、この巻はいきなり私の地元が舞台となる。まったく予想してなかったので嬉しい喜びでした。派手な話ではないのですが、噛めば噛むほど味が出る面白さと同居するほんわかさ、そして、歴史の怖さがあるマンガです。今後も楽しみ!
2020/06/27
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