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機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝 (4) (ビッグコミックススペシャル)

機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝 (4) (ビッグコミックススペシャル)

機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝 (4) (ビッグコミックススペシャル)

作家
太田垣康男
矢立肇
富野由悠季
出版社
小学館サービス
発売日
2020-06-30
ISBN
9784098606733
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機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝 (4) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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トラシショウ。

「最期の食事になるかもしれない!そう思って食べる戦闘糧食がクソ不味かったら生きる活力なんて湧かないわ!人間、食事に飽きたらお終いよ!一日三食!毎日毎日しっかり食べて、生き続ける努力をしなきゃ!戦場で戦う兵士なら尚更でしょ!」。フルカラーで送る名も無き兵士達を描く外伝四巻。戦火の中のメシを描く「戦闘糧食」、長距離スナイパーの孤独を描く「カラーオブメモリーズ」、本編にも登場するガンタンクコンビの活躍を描く中編「男と女」を収録。「ガンタンクこそ最強のMSだ!」に溢れる戦車乗りの矜持が良いね(以下コメ欄に余談)。

2020/07/09

GM職員

『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のサイドストーリー第4集。戦場の片隅、戦場の一場面に確かに生きている“ひと”を描いた短編3編を収録。戦闘艦内の調理場なんて、本編では描かれることがないぶん印象的。美味い食事は生きる活力か。兵士じゃなくてもそう思ってますよ僕は。3話目は本編に登場するガンタンク乗りコンビの過去。不器用な男の償いの話。登場人物の心模様を描く、ゲストMSの見せ場も作る。両方やらなくっちゃあならないってのが、作家のつらいところ─かもしれないけど、きっちり両立している。今巻も読み応え抜群だった。

2020/06/30

JACK

☆ 機動戦士ガンダムに独自のアレンジを加え、ミリタリー色や硬派さを強調したシリーズ。戦場に向かう兵士が最後の食事になるかもしれないと考えながら食べるご飯は美味しくなければ、と考える調理スタッフ、ウェンディさんを描く「戦闘糧食」と、モビルスーツ全盛の時代に戦車兵の道を突き進むガンタンク乗りを描く「男と女」が素晴らしい。

2020/06/30

みやしん

①宇宙世紀に稲荷寿司。なんともミスマッチだが、ちゃんともっともらしい理屈もあるから不思議な存在感。②過去の女性遍歴を辿りながらのスナイパーの息づかい。③ガンタンク乗りの背景。元妻もその現夫もとてもできた人物。本巻以外でのささやかなコミカルも人間味のあるスパイスだけど、男女のハードボイルドもカッコいい。冒頭カラーの横俯瞰のサラミスに一本取られた。等々シビレる一冊。

2020/07/15

十二月の雀

このシリーズ、外れたことないんだけど、今回かなり〝当たり〟だと思う。まずは宇宙世紀軍艦飯炊き事情。おさんどんはもう一つの戦場、台所の戦士の物語。次は狙撃手の〝色〟の記憶。孤独な男が女性に思いを馳せ、ラベンダー色のモノアイが光る……。そして、ガンタンク。いやドムもすげー格好いいけど、ガンタンク!。無口で武骨で不器用な男によく似合う機体。付いててよかったマニピュレーター。ラストの分離攻撃に萌(燃)えない者がいるだろうか?最強のガンタンク、堪能しました。男と女の絆の物語も。

2020/07/11

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