最後の遊覧船 (1) (ビッグコミックス)
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最後の遊覧船 (1) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
自身が手がけたドラマが炎上し、プライベートが盗撮&不倫LINE流出&裏アカ特定でさらに大炎上、そのうえ舞台の台本締め切り直前で、どん詰まりの脚本家・湖尻洋子。現実逃避に故郷へ逃げ込んだはずが、湖を周遊する遊覧船に乗ったのが運の尽き。いや、起死回生。船上で繰り広げられる甘く、愉快で、シュールなロマンスが洋子を虜にする。自分と船長との関係性をモデルに脚本を構想するも、予測不可能な現実の面白さが洋子の構想のドラマを凌駕していく。(つづく)
2021/03/06
イシザル
新進気鋭の人気の脚本家が、仕事に行き詰まり実家に逃避行する話。しっかりっと物語は、進んでるのに、脚本家個人の妄想 締切間近の舞台の構想、遊覧船をいったりきたりまるでループしてるようなどっから現実で妄想かわからなくなる錯覚になる画力は、流石。
2021/01/25
kanon
この総合的な空気感はすぎむらさんにしか出せない。それだけで価値がある。
2021/09/23
ちんれん
NHK漫勉見て知って買ってしまった。変な話で面白い。
2020/10/17
yom
月9に抜擢され好調、かと思いきや 度重なるスキャンダルで大バッシング中の脚本家 逃げるように帰った実家近くの遊覧船で渦巻くロマンスと次回作の構想。 ぐるぐる回り続けて抜け出せないループのように堂々巡りして 次第にスラップスティックになっていきそうな、虚実入り混じっていきそうな気配。 それでいてセンチメンタルとも虚無とも言えない空気が流れている。 チープでロマンチック。映画的で漫画的。 こういうの描かせたら右に出る者ない感じ。
2020/07/30
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