卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- (4) (ビッグコミックス)
卑弥呼 -真説・邪馬台国伝- (4) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
笠
4.5 新刊読了。超優秀な工作員のアカメを通して、流言飛語によって情勢をコントロールしていく卑弥呼。敵国の将軍を次々と味方につけ、敵対する種智院の長ヒルメ、日見彦のタケルを失脚させ、山杜国(後の邪馬台国?)を成立させてしまう。卑弥呼の情報の利用の仕方は、まるで弥生時代に転生してきた現代人のような無双感があって、読んでいて気持ちいい。そして、次は千穂(宮崎県の高千穂?)の鬼退治。いかにも神話・奇譚っぽいエピソードを、現代的に紐解く視点が楽しみ。また、四肢を砕かれて追放されたヒルメの前に現れた人物も気になる。
2020/08/09
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