善人長屋 (5) (ビッグコミックス)
善人長屋 (5) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
落語界を舞台とした『どうらく息子』は、噺家達の人情と、落語の名作を実際に漫画化することで江戸の人情も描いた、なんとも贅沢な漫画だった。その点、『善人長屋』は直球勝負な作品だ。江戸の長屋の人情話は、しかし『どうらく長屋』のすぐ後では、些か不利だったのではないか。食傷気味、と言うと言い過ぎだが、『どうらく息子』と似た雰囲気はマイナスに作用したようだ。尾瀬あきらの読みどころは、やはり人情にある。だからこそ、久しぶりに尾瀬の現代を舞台とした漫画を、そろそろ読んでみたいのだ。
2020/11/10
てつ
これにて完結。そしてこれからも続くであろう人情物語
2023/05/07
おりひら
忠太郎の持ち込む事は、毎回厄介毎ばかりだけど、今回は、随分と大変な事に・・・。が、回り回って収まるようになる。この位の規模のお話しは、少なくなっているので、この巻で終りにしてしまうには、少々惜しい様な。ただ、あのしめは、嫌いじゃないです。
2020/11/01
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