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最後の遊覧船 (2) (ビッグコミックス)

最後の遊覧船 (2) (ビッグコミックス)

最後の遊覧船 (2) (ビッグコミックス)

作家
すぎむらしんいち
出版社
小学館
発売日
2020-11-30
ISBN
9784098607686
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最後の遊覧船 (2) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

船から降りられない無限ループのいたずらが発生。それを運命としていたはずが、降りないという選択肢へと変わっていくことで、運命の舵は自分の手に握られる。人生は波乱万丈だ。そんな人生に負けじと、脚本家はドラマを創造する。けれど、世界は夜に作られる、と人は言う。であるならば、PCの電源を切り、まぶたを閉じたところから、皮肉にも世界は始まるのだ。新たに。何度でも。別のエンディングに向かって。あるいは、別の出会いを求めて。世界は終わっても、脚本は続く。最後の遊覧船は、また出港するのだ。

2021/03/07

kanon

最後はギアを何段階も上げていく感じ、最高だなあ。訳わかんないけどなあ。全員が何だかんだで救われていって、ハッピーエンド。幸せな読後感。分量もそのまま、映画に出来そう。絶対に面白い。

2021/09/23

猫森

破れかぶれになった祐子が、明菜ちゃんの『難破船』を歌うのが好きだ。

2021/07/19

ちから

勢いがありました!映画がドラマを見ているようで楽しめました!

2021/10/22

yom

登場人物たちがバカバカしく過剰な行動に出る狂騒。ファンタジーまでいかないけどリアルから少し浮足立ったポップな日常のスケッチ。一連のドタバタがそれぞれに何をもたらしたか・・・なんて考えるのは読者の身勝手だろうけど、それはいたって明白で素朴なもの。日々の退屈を、鬱屈を、失望をぶっ壊す非日常。それ以上でも以下でもないし、非日常を楽しみながらいつもの生活に戻ってくる事もまた望んでる。何度でも繰り返せばいい。退屈な日常も刺激的な体験も。エンタメ讃歌であり、生活にエールを送る痛快作でした。

2020/12/01

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