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血の轍 (10) (ビッグコミックス)

血の轍 (10) (ビッグコミックス)

血の轍 (10) (ビッグコミックス)

作家
押見修造
出版社
小学館
発売日
2021-01-29
ISBN
9784098607914
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血の轍 (10) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー

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神太郎

母静子が逮捕され、犯罪者の子供ということで、周りからとやかく言われる描写やらなんやらは描かれるだろうなと思うも、ようやく母の呪縛から解かれていくのかという安堵もある。吹石もなんやかや静ちゃんに寄り添ってくれるようだが、共依存のような危うさも秘めている。しかし、押見さんはそこから数年後みたいにはせず、まだまだ静ちゃんに試練を与えたいようだ。しげちゃんの来訪と意味のわからぬ言動。そして、母の幻想。まるでラスボスのような母の存在。それだけ静ちゃんのなかの「ママ」は強大なのだ。もう一波乱来そうな展開!

2021/06/09

Carlyuke

吹石さん。母親。静一はこれからどうするのか。

2023/12/16

かに

深層心理。 ホラー中のホラー。 深層心理だと分かってないから、いきなりしげちゃんにママが憑依して、ホラー漫画に変わったのかと思った。そして、しげちゃんを突き落としてしまい、静一まで殺人犯になるのかと思った。まず、そうじゃないようで良かったが、こわい。 全否定されるというのは恐怖。だれだって肯定されたい。 吹石さんがいてよかった。どうか、ハッピーエンドであってくれ。望みがあれば、生きていける。

2024/01/28

にゃむこ@読メ13年生

5巻までは感想登録、6~9巻の感想は書いてないが(読メをお休みしていたため)読み続けていた。 さて今巻の感想。ママの圧倒的な支配下から解放された静一が胸の内をぶちまける。吹石さんの存在が束の間の安穏をもたらすが、後半は静一の幻影によるママの支配再び。セリフが少ないだけに、描写から伝わる静一の絶望感がすごい。バッドエンドに向けてフルスロットルの感じ。

2021/02/20

海恵 ふきる

静一がやっと自分の気持ちを認められるようになっても、静一の中の静子の存在は大き過ぎる。

2021/07/04

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