黄昏流星群 (64) (ビッグコミックス)
黄昏流星群 (64) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
大地震により瓦礫の下敷きになった見知らぬ男女が励まし合いながら、秘められた過去を告白する「闇からの生還」。異常な状態で惹かれていく男女の機微が、丁寧に描かれていてグッと来る。だからこそ、救出されてからの展開があまりに安易なのが惜しい。「星寂の街」は、偶然の出会いを都合良いと批判されないために天使を配置している工夫があるが、それだけの作品。最後の「同星ハウス」は意外なストーリーで読ませる。コロナ禍という背景も物語に適度なスパイスを効かせている。弘兼憲史のうまさが光る一編だ。
2021/04/23
TaHi
コロナ下においても黄昏のストーリーを紡がれていく。素敵な人間模様は変わらず読んでいて不思議と安心感を覚えた。
2021/04/24
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