永井豪版ばるぼら (ビッグコミックススペシャル)
永井豪版ばるぼら (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー
Vakira
ウォ!「ばるぼら」だ~ 数年前に手塚真さんが映画撮った作品。たまに本屋の漫画コーナーのチェックは必要。永井豪さん版の「ばるぼら」を発見する。元々は手塚治虫さん原作。なんと素晴らしい共演。豪ちゃん解釈の新たな「ばるぼら」の登場だ。本編の面白ささることながら、オマケの豪ちゃんの手塚治虫さんとのアメリカ旅行記が嬉しい。オオ~ ダイナミックプロの風忍さんも登場。手塚治虫さんは飛行機の中でも漫画を執筆していらっしゃたとか。多忙過ぎる。
2022/01/10
ぐうぐう
前書きで永井豪が、ばるぼらと美倉の関係性はピノコとブラック・ジャックの原型とする指摘は、なるほど、その通りかもしれない。なのに、『永井豪版ばるぼら』で主人公とばるぼらがB・Jとピノコっぽくならないのが面白い。あと、手塚治虫の当時の心境が反映されているとされる『ばるぼら』だが、この『永井豪版』がとても渇いた、どこか他人事のような印象を受けることで、その説を証明している。巻末に収録された、1980年のサンディエゴへの手塚との旅行を振り返ったエッセイ漫画がいい。
2021/12/01
冬木楼 fuyukirou
読友さんのレビュー見て「永井豪版ばるぼら」が出ているのを知り書店へ走った。手塚治虫の「ばるぼら」はずい分昔に読んでいてまだ物置のあの辺にしまってあるはず。あのマンガを永井豪がどうリメイクするのかに興味があった。一読して、そうか、手塚版の物語をそのままリメイクしたわけではないのね。ばるぼらが明るく可愛く描かれているのは永井豪先生の人徳のせいかな。冬の物置は寒いので気候が暖かくなったら物置の手塚治虫のばるぼらを発掘しに行こうと思った。マンガはレビューしない主義だけどこれはぜひ読みたいモノだったので記録残す。
2021/12/18
ジロリン
うーむ。確か手塚治虫の〈本家〉の方がもっとドロドロした、というかブラックな物語として読んだ記憶が。まさか豪ちゃんの方がファンタジー風味の甘ささえ感じるマンガになっているとは!おまけマンガとして?収録された手塚治虫と同行したアメリカ旅行についてのエッセイマンガが意外に楽しい。しかし、永井豪が〈手塚チルドレン〉だったとは初めて知った。てっきりバリバリの〈石森章太郎の弟子〉だとばかり思ってた…
2021/12/03
Iwata Kentaro
永井版ばるぼら、面白い!手塚版も読みたくなった。読んだか覚えてない。
2021/12/03
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