セシルの女王 (1) (ビッグコミックス)
セシルの女王 (1) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
たまきら
娘が愛してやまないエリザベス一世。そんな彼女を生涯支えることになるウィリアム・セシルを狂言回しとし、展開していく歴史ものコミックです。指 昭博教授が監修とのことですが、どこまでがフィクションでどこが史実なのかぜひ後書きでふれてほしいです。「世界の真ん中に神様がいた」時代を、ヘンリー八世が、クロムウェルがどのように拡大解釈していくか…といった宗教的な部分が今後どう描かれていくのかが楽しみです。
2023/01/03
りー
以前から気になってはいたけれど、最近読友さんがべた褒めしているのを読み、速攻で全冊ポチりました。びっけさんの「王国の子」と時代がかぶり、「薔薇王の葬列」より少し後。どちらの漫画も名作なので、本作を読むにあたってのハードルは自ずと高かったけれど、唸るほど面白いんだなぁ~、これが。「王国の子」でも登場したウィリアム・セシルが主人公。ヘンリー八世の暴虐ぶりが凄まじい第1巻…これから続く更なる非道を知ってはいても、本作のアン・ブーリンが魅力的すぎて、キュンとしてしまう。オススメありがとうございました。
2024/05/01
nonicchi
NHK「ネコメンタリー猫も杓子も」でこざきさんを知り、その時に制作していたのが本作2巻の表紙絵でした。彼女はアン・ブーリンだったのですね。文春「宇垣総裁のマンガ党宣言!」のプレゼンが素敵で、読んでみようと電子で購入。このあたりの歴史はある程度頭に入っているので、この先結構しんどそう。ゆるゆる余裕のある時に読み進めたいと思っています。こざき先生は子供の頃「ベルばら」のドレスをひたすら模写していたそうで、当時の服装や風俗がしっかり再現されているのも楽しみです。
2024/11/23
ミキ
面白い!世界史も日本史も不得意ですが、マンガにしてくれればわかる!最後生まれたばかりのエリザベス1世に話しかけるセシルを見ていて涙が溢れました。
2022/12/26
aisu
タイトルは主人公のセシルくん(セシルは苗字だが)が、将来エリザベス女王に仕えるらしいことから。しかし、女の子は1巻巻末でやっと生まれて…まだまだ先は長い…(1巻が発売されたばかり…)。当時の風俗や宮廷の内情、貴族や新興勢力「ジェントリ(セシル家も)」のことがわかるのは面白いので、続けて読むつもり。
2022/05/19
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