薔薇村へようこそ (1) (ビッグコミックス)
薔薇村へようこそ (1) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
sayuri
全作品揃えている柴門ふみさんの最新作は、令和の家族の形を描いたもの。1巻では50歳の西山慶一と、58歳の貴島英子、二つのケースが収録されている。仕事を口実に家庭をないがしろにして来た西山。離婚後、それまで尽くして来た会社にも見限られてしまう。マッチングアプリで出逢った女性とも色々あり…。実在していそうな人物の揺れ動く感情がリアル。人生を逃げ出した人たちが集う場所・薔薇村をきっかけに、新たな居場所で歩み始める姿に勇気を貰える。貴島英子のケースは意外な展開に涙した。悲しみや喜び、挫折と再生を描いた家族の物語。
2024/08/09
葉鳥
地方移住区画薔薇村の管理局に勤めるホシオさんとそこへの移住を検討する2組のお話。引越しを考えるときって今まで歩んできた道のりを振り返るにはピッタリの時間だなとしみじみ。
2022/10/09
てつ
柴門ふみさんらしい内容。きゅんとしたり、ほろりとしたり。みんなが幸せでありますように
2023/03/09
かなっち
『柴門ふみ最新作!昭和、平成という時代の家族ドラマを描いてきた柴門氏が令和に問いかける「家族のかたち」…』というあらすじに惹かれて手に取りました。人生を逃げ出した人たちが集う場所の薔薇村で、人生の再起をかける人々のお話です。2組の家族が登場するのですが、中年の酸いも甘いも含まれた人間ドラマに引き込まれて、夢中になって読んでいました。決して幸せな結末だけではないのですが、しんみりと心に響きましたね。別荘管理事務所のスタッフになったホシオ君の過去も気になりますし、2巻も今から楽しみです。
2022/09/02
みゆまる
面白かった
2022/08/01
感想・レビューをもっと見る