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ひねもすのたり日記 (第5集) (ビッグコミックススペシャル)

ひねもすのたり日記 (第5集) (ビッグコミックススペシャル)

ひねもすのたり日記 (第5集) (ビッグコミックススペシャル)

作家
ちばてつや
出版社
小学館
発売日
2022-10-28
ISBN
9784098615056
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ひねもすのたり日記 (第5集) (ビッグコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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まこみや

昨年9月さいとうたかをが亡くなり、今年4月藤子不二雄Aが亡くなった。今や、ちばてつやは、ストーリー漫画の初期から活躍されている最後の巨匠である。今も昔と変わらぬその柔らかいタッチで描かれた回顧談ー『ひねもすのたり日記』を一年に一度読めるのを幸せに思う。どうぞいつまでもお元気で描き続けてください。

2022/11/02

ぐうぐう

『あしたのジョー』作画秘話がこれでもかと披露されているのが嬉しい第5巻。これまでちば自身や梶原一騎の語り、あるいは編集者の証言として紹介されてきたエピソードも多いが、ちばてつやが描く漫画で語られていることが重要だ。力石が減量に苦しむ場面は中国からの引き上げのことを思い出しながら描いていただとか、描く力石の顔に死相が現れてきたことで力石の死を回避できなくなってきただとか、ちばの体験で描かれながら、同時に漫画によって気付かされることもあるというのが名作の証しだろう。(つづく)

2022/11/18

くさてる

柔らかく魅力ある描線と明るい色彩で、おだやかに語られるちば先生の生活と思い出が、読んでいてほんとうに心地よい。大好きなエッセイ漫画です。「ジョー」は子供のときにアニメを見ていて、大人になってから原作を読んでクライマックスの迫力に息をのんだものだけど、今巻ではそのエピソードも惜しみなく語られ、とても嬉しかった。ベテランでしか出せないこの味、どうぞこれからもお元気で描き続けて頂きたいです。

2023/04/19

gtn

「あしたのジョー」の周辺を描く。ジョーと力石の死闘のさなかにアニメ化が決定し、ストーリー冒頭から開始するアニメに水を差さないよう、力石を殺さないでくれと制作会社に圧力をかけられたとのこと。この頃、既に原作者梶原一騎から著者に主導権が移っていたことが分かる。

2024/10/09

しましまこ

力石徹のお葬式は寺山修司先生が発起人だったんですね。テレビ局の方々の反応も面白かったし、当時はスゴかったんですね。

2022/11/07

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