劉邦 (15) (ビッグコミックス)
劉邦 (15) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
活字の旅遊人
劉邦の凄みは「人間的魅力ッ!!!」。「劉邦は頑張らない!!」。「何が正しいかじゃなく、何が楽しいか!だッ」。項羽をハンティングしようとし、自ら命を絶った項羽を丁重に弔う劉邦。論功行賞でも仲間を差別化できないくらいの優しさ。15巻すべてを通し、リーダーとは? 人間性とは? と考えさせられた。「コミュ力」とか言って近年もてはやすが、付け焼き刃的に学んでいこうとすることには、素直に頷けないんだよな。こういう人物がえてして女好きというか、その魅力故にモテる。そこのところも含めて自分は及ばないよなあ、と思う。
2023/04/25
purupuru555
史実(とされているもの)をチョコチョコ改変しているが、面白かった。それぞれの感情が生々しい。もしかしたら、そんな事実があったのかも、あったらおもしろいな、と感じた。統一後の話も続くと思ったが、そこはあっさり終わってしまったのが残念。エンタメだと扱いにくいのか。統一後のどろどろとしたエピソードも扱う作品を読んでみたい。
2024/10/19
愛理ちゃん88
劉邦は頑張らない。これが極意
2023/09/02
qiou
キレイな劉邦。 項羽が死んだところで連載をやめることもできただろうけど作者は劉邦の人間性を信じたということか。
2023/03/05
スクワッター
佳作。改変も交えつつ、項羽と劉邦の全体を描ききっていた。背景知識が弱めの読者でも読みやすすいと思う。終盤は駆け足気味、史実改変も多めだったかな。漫画の劉邦が闇落ちするフラグも立っていたので、その結末は見てみたかった。キャラの描き分けは苦手なのか、全然キャラの顔の名前が覚えられなかった。
2023/06/05
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