薔薇村へようこそ (2) (ビッグコミックス)
薔薇村へようこそ (2) (ビッグコミックス) / 感想・レビュー
sayuri
柴門さんが描く令和の家族の形。2巻では11歳の井出マイちゃんと多加木ファミリー、二つのケースが収録されている。マイの母親・井出志保理は恋多き女性。結婚と離婚を繰り返しながら4人の子どもを育てるシングルマザー。薔薇村に移住して来ても彼女の恋愛依存は変わらない。子どもへの愛情はある。けれど恋愛を最優先するあまり、長女で小学生のマイがヤングケアラーの状況に陥ってしまう事に苛立ちを覚えた。多加木ファミリーは一見上手く回っているのかと思いきや、元カノとの焼けぼっくいに火を期待する夫に嫌悪感。家族って本当に悩ましい。
2024/08/09
かなっち
薔薇村という架空の保養地で、懸命に生きる人たちの物語…第2巻です。今巻は移住してきた、バツ3のシングルマザーと4人の子供たちの物語でした。あらすじの『令和に問いかける、家族をテーマにしたオムニバスドラマ』の一文通り、最後まで色々と考えさせられたのです。なぜならこの母親、恋愛依存症で、未だに『本当の王子様』を探してるんですから。一応子供たちは可愛がってますが、自分の機嫌で振り回し、女を全面に出す毒親でした。自宅に来る業者に色目を使い、子供の真実(発達障害の息子や心を病みだした娘)を見ようともせず、男に走る→
2023/06/07
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