新九郎、奔る! (13) (ビッグスピリッツコミックススペシャル)
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新九郎、奔る! (13) (ビッグスピリッツコミックススペシャル) / 感想・レビュー
六点
就職問題と借金問題に一定の目処はついた。が、就職先である将軍義尚が自宅に来襲。…自宅がイキナリ社長宅にされてしまうのは溜まったものではないだろう。「あまちゃづる~」でも笑ったのであるが、今までありそでなかった、「烏帽子をちゃんと冠れ!」というのをギャグにするのはゆうき先生クラスの名人上手にならねば不可能であろうと思った。おっさんとブサイクを魅力的に描けることが最低要件になるからである。ああ、14巻が楽しみであることだよ。
2023/04/13
sin
借金の返済に苦心する新九郎の姿は、時代は戦国の先駆けとはいえ今も昔も変わらない苦労だ(九郎だけに…)、とはいえ様々な策で財政の立て直しを計る彼を時代は徐々に巻き込んでいく…彼自身は先ずは無役返上で申次の役につき、そして次に控えるは縁談…あまちゃづる~♪
2023/04/12
mahiro
新九郎もすっかり良い歳になったなぁ、弟弥次郎は養子に行き、相変わらず無役で家の借金を減らすため奮闘、借金で首が回らないのは江戸時代の大名も変わらないなあなど思う。漸く役職を得て将軍家に仕えるが義尚は新九郎をただ慕っていた幼少の頃とは違っている、まだ生真面目な新九郎はまっすぐぶつかって諫言などして勘気を受けるのではなど先が心配だが…新九郎が師事している一休禅師の対立派閥の春浦宗煕がなかなか面白い人物だ。しかし龍王丸九歳にもなってあんな感じか…大器晩成?
2023/05/05
るぴん
足利義政と義尚の親子喧嘩が何ともくだらない。同じ女を取り合って喧嘩してそれぞれ家出なんて、家臣達の苦労が思いやられる。特に義尚は将軍の器ではないと思う。せっかく就職できたけど、新九郎の生真面目さでは大変だろうなぁ。次巻ではぬいと結婚かな。
2023/04/15
Toska
弥次郎、義尚、政元と、幼児の頃から登場していた者たちが三者三様の育ち方をしていて感慨深い。親戚のおじさんのような目で歴史的な人物を見てしまう。大河だ。あと、室町の武家が当主の弟たちをすぐに出家させたり、養子に出したりする理由もよく分かった。そのまま家にいたら共倒れになってしまう。弥次郎のような思いをした人々は、当時いくらでもいたんだろうなあ。
2023/04/15
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