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1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)

作家
村上春樹
出版社
新潮社
発売日
2012-03-28
ISBN
9784101001609
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1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

青豆と天吾の世界がいつかクロスだろうと思いながら読み続けた。新興宗教と文学新人賞村上春樹はうまく読者を引き込みながら、それぞれの世界へと誘ってくれる。青豆の世界..老婦人も含めてひどく崇高だが..どう発展させていくのだろうか。

2012/05/03

zero1

DVを村上が描くとこうなる。パラレルワールドには月が二つあった。天吾と青豆が徐々に近づく。悲劇と言っていい環の死が語られる。「空気さなぎ」が新人賞に選ばれ売れるものの、ふかえりは行方不明に。番犬の死は何かの始まりか?ふかえりから天吾に送られてきたカセットテープが時代を感じさせる。天吾の恋人が見る夢の話は「遠野物語」の「迷い家」を思い出す(後述)。現在が現在であるという証を我々は持っているのだろうか?とても私には説明できない。リトル・ピープルや「さきがけ」の資金源など不明のまま。この先どうなるのか。

2020/01/14

tokko

スラスラ読めてしまうけれど、BOOK2の文庫化に合わせて読み切る日を調節。まだまだ繋がりきらない二つの世界。今のところ共通項は、どちらの世界にも「あけぼの事件」が絡んでいること、ふかえりの描く『空気さなぎ』と青豆の住む1Q84年には「二つの月」が存在すること。ふかえりはどこに行ってしまったのか?あるいは青豆は「さきがけ」とどう関わっていくのか?早く続きが読みたい。

2012/04/28

こーた

イメージ。たとえばぼくは平家物語を(現代語訳で、だけど)全篇読んだことがあって、ふかえりの朗読を聴いていると、ほかの章も含めた物語全体のイメージだとか、読んでいたころの豊かだった時間の記憶なんかが、ぽこぽこと浮かび上がってくる。まるでリトル・ピープルみたいに。リトル・ピープルとは何か。時間と空間が伸び縮みし、記憶とイメージが膨らんでいくほど、物語のゆく先には靄がかかり遠ざかっていくようにかんじる。あれ、ひょっとして青豆って、そういうこと?いやでもちがうか。やれやれ。早くBOOK2を読まなければならないな。

2021/05/20

扉のこちら側

初読。二人のつながりが明らかになり、物語が動き出したところ。月末の続刊発売が楽しみ。

2012/04/01

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