かがやき荘西荻探偵局2 (新潮文庫)
かがやき荘西荻探偵局2 (新潮文庫) / 感想・レビュー
Walhalla
東川篤哉さんのユーモア×ミステリーです。シリーズ2作目ですが、今回も女子三人組が大活躍ですね。周囲の登場人物も個性に溢れていて、全4話ともクスクス面白いです。実は大きな事件も起きているのですが、ゆるりと楽しめます。ミステリーの部分もちゃんとしていて、バランスが良いですね。続編が出れば、また読みたいです。
2024/06/11
NAOAMI
万年金欠のアラサー三人組女子のキャラ立ちは無論、かがやき荘の大家であり、中央線沿線を牛耳るという富豪の女社長、使えない鈍感秘書、地元刑事等々、彼女らを中心とするコント劇場に笑いが止まらん。殺人だらけの各章でダラダラ弛い会話を楽しむ中でフッと気づくと解決しとる。家賃滞納の免除をかけて葵の推理がバチバチ決まる。コスプレ命の巻き込まれ体質の礼菜、広島弁で話をまわす美緒と共に実はバランスよい役割分担。肩の力の抜け具合が程好いを越えてくどいのだが、ここまで徹底すれば潔しか。西荻窪って、こんなに殺人が起こる街なのか?
2022/03/19
bayashi
本格中編4つ。うらぶれた三十路たちの茶番は面白いが、終わり方から次はなさそうで残念。著者のミステリは力の入った頭をニュートラルに戻すのに重宝してます。
2022/12/26
coco夏ko10角
第2弾。単行本既読。礼菜が殴られたり容疑者にされたり色々大変。このノリだけど全話で殺人事件。やっぱり1冊目の洗濯機の話が一番好きだな。洗濯機拾ってきてとりあえず放置、ってこの人たちならやりそうだしそこからの謎も良くて。東川さんってシリーズ多すぎて「こういう謎ならあっちのシリーズの方が合いそうだな」ってことがちょいちょいあるけど、洗濯機回はこのシリーズならではで。
2022/10/27
hnzwd
シェアハウスをして暮らす女性3人。3人ともお金に若干困っていて家賃も滞納気味で、、家賃代わりに週末探偵を命じられるシリーズ第二弾。一作目でキャラクターはほぼ固まっていたので、そのまま読めました。今作の方が、事件の設定は普通だったかな。。
2022/05/28
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