眠り猫 (新潮文庫)
眠り猫 (新潮文庫) / 感想・レビュー
ehirano1
著者のハードボイルドで何が面白いかって、主人公(複数)の設定がおもしろいです。今回の主役を務めるのはなんと”父子”
2016/01/25
ehirano1
再読。「不器用な奴らの不器用な繋がり」が本書の特徴であると感じました。本当は続編「猫の息子」を読むために再読したはずなのでしたが、著者ならではの表現による”人間臭さ”っていうモノに気付けたので他書がより楽しくなりそうです。
2016/08/06
hanchyan@だから お早うの朝はくる
♪ボ〜ギー ボ〜ギー〜 あんたの時代〜は良かった~♪ というわけで。平明簡易な文章に、時おりにじみ出る詩情と、凄み。さすがに読ませます。ヘンなはなし、ちゃんとエロがエロいし暴力が痛い。「む。ガチだな」と思わせる。一方でプロットは、こんにちの読書に耐えるには、ロマンの根拠が決定的に旧いと言わざるを得ませんでした。たとえばオール「誰コレ?」的なキャスティングで半クールくらいの連ドラで深夜に初めまして、だったら幸運な出会いだったかも、なんて個人的には思いました(←何様)。前半がグッときた。総じて面白かったっす。
2023/12/09
ちょん
苦手なハードボイルド本。タイトルで買ってしまったので読めるかどうか不安でしたが、物語の語り手が女性なので柔らかく取っ付きやすく読むことが出来ました✨ 一昔前の香りを感じつつ、「命でよかったら、くれてやるよ」といういかにもなセリフにニヤニヤしながら読了です✨
2021/07/16
ちげー
元刑事の探偵と元ヤクザの探偵の話。 なんだか不思議な魅力を持った探偵の話。 途中、人情の熱さに感動しました。 人の愛って多種多様で難しいですね。
2019/02/23
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