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恋の姿勢で (新潮文庫 や 28-13)

恋の姿勢で (新潮文庫 や 28-13)

恋の姿勢で (新潮文庫 や 28-13)

作家
山田太一
出版社
新潮社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784101018232
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恋の姿勢で (新潮文庫 や 28-13) / 感想・レビュー

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おさむ

再読でした。ミッキーローク主演の映画「ナインハーフ」を彷彿させる恋愛もの。書かれた時期も同じ頃ですかね。ただ、20年たったいま読むと、あまり深みは感じられません。

2015/09/09

ブルーベリー

なかなか読み終えることができずに、最初の方を忘れた笑っ。スマホとかラインとかある今は、もう会えないかも必死感ってイメージしにくいけど、そういうところに想いを馳せるところがいいのかな。そのうちスマホとかラインも本の中だけでしか、見ない時代も来るのかな。

2015/08/10

民と津山がスコッツデールで出会い一夜を共にするあたり、鈍臭い自分には遠い世界の話で、あまりリアリティは無かったが、津山はいったい何者かと言ったミステリー風味でぐいぐい読めた。民が津山を好きになってからの描写がすごく良かった。ただ個人的には津山を最後まで好きになれなかったけど。

2024/03/06

cof

だいぶ昔に読んだが手放してしまった山田太一のこの本、たまたま古本で見つけて購入。全然覚えておらず驚く。そして、覚えてなくてもまあしょうがないような、不思議な話だった。ここまで劇的な偶然が重なっても、運命だ!と言ったりできないというのはわかる気がする。そうは言わないふたりの話というのが、好ましかった。

2017/03/11

ぶう兵衛

山田太一作品に登場する探り合いの会話はゲーム性を帯びて心地好い。そうくるなら、こうだとばかりピッタリかみ合った応酬…これはたとえ2人がすれ違う時でも。そして「どうして?」と踏み込み謎の切れ端が覗くときには、とてもどきどきとする。「嫌われても仕様がないな」「どうして?」「人にはどうでもいいことを、大切そうに訂正した」「気に入ったな」「今日だけのつき合いならね」「自分が嫌い?」「そんなことはないけど、嫌う人がいるのは分る」嘘だらけの安心できる世界では、嘘をついているというのが嘘であった。

2014/02/19

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