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高円寺純情商店街本日開店 (新潮文庫 ね 1-3)

高円寺純情商店街本日開店 (新潮文庫 ね 1-3)

高円寺純情商店街本日開店 (新潮文庫 ね 1-3)

作家
ねじめ正一
出版社
新潮社
発売日
1993-09-01
ISBN
9784101021140
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高円寺純情商店街本日開店 (新潮文庫 ね 1-3) / 感想・レビュー

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さくちゃん

今作では身近な人との別れが描かれていたり近所にスーパーが進出することになったりと、前作がとてもハートウォーミングな内容だっただけに徐々に商店街がさびれていくようで寂しい…。次作ではどうなってしまうのか気になります。

2015/09/27

redmove

高円寺北口「純情商店街」にある江州屋乾物店の一人息子で中三の正一目線で描く昭和40年代の日常。「高円寺純情商店街」の続編。どこかで見聞きしたことがあるような展開だけど、だんだんとさびれていく商店街が物悲しい。数年後、江州屋乾物店や商店街はどうなっているんだろう。知りたいような、知りたくないような…

2014/07/11

しーふぉ

シリーズニ作目。祖母の死、大型スーパーの進出や幼馴染の引越しとネガティブな事柄が多かったが、それを覆す巨人と長嶋茂雄の存在。

2013/08/01

jj-jasmine

昭和中ごろの「父」の姿がうまく書かれている。当時の世の中はこういう「父」が多かった。外面が良く、威勢が良く、威張っていて、でも家の中はしっかり奥さんが担っている。日本のあちこちにこんな商店街があり、こんな家庭があった時代。長嶋という時代のヒーローのこともうまく表現されていて面白かった。

2014/05/21

めぐ

ちょっと寂しくて面白かったです。一つの時代が終わってゆくのが寂しいのですが、そこに生きる人たちが寂しがりつつ笑って生きている感じがいいです。かわいいお父さんや魚屋さんのお嬢さんのキャラは前作より鮮やかに描かれ、病院のシーンは映像を見るようにリアルです(ところどころ詩的な描写もあります)。しかし、見物客を一瞬で魅了する信金の預金係さんのひょっとこ踊り…見て見たいです。

2017/01/05

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