KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

街角の法廷 (新潮文庫 た 43-2)

街角の法廷 (新潮文庫 た 43-2)

街角の法廷 (新潮文庫 た 43-2)

作家
高樹のぶ子
出版社
新潮社
発売日
1989-04-01
ISBN
9784101024127
amazonで購入する

街角の法廷 (新潮文庫 た 43-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

桜もち 太郎

高樹のぶ子の初期の作品はどことなく刺々しくていい。若き弁護士、安部が売春防止法違反で担当したカナ、そしてその彼氏。この二人に関わっていく中で、自分の中の何かが変わりはじめ、同じ弁護士である婚約者との関係も変化する。強者と弱者の狭間で何が正しいのか、何が幸せなのかを問いかける作品だった。面白かった。

2015/09/03

りゅっく

社会の底辺であえぐ男女と勝ち組弁護士の男女、国選弁護士として関わる内に真実に気が付く主人公。高樹のぶ子のレンアイ小説は音楽のよう。

1993/12/01

まめちゃん

何だか難しい本でした。今までの高樹三の本とは毛色が違いますね。 弁護士がなぜ一介の国選弁護で、あれほどまでに訳のわからない、あやふやな女に惹かれてしまうのか、理解に苦しみます。

2011/10/29

のりこ

社会人になると自分の周りには似たようなレベルの人間であふれている。突然異次元の人種に出会い、自分と比較した時、価値観が崩れていくことがあるのかもしれない。上から目線でいられるときは気にならないけど、ふと気になり出したら何が幸せか、今の自分に疑問を持ち出すかも。大きく展開する事がない話だが、なんだかチクチクとする小説だった。でも教養って生きていくにはたいせつだな、とも思える。

2016/12/08

アルゴン

★★    純情な弁護士と元被告人の交わりといえば聞こえはいいのですが、私には中途半端なやさしさを押し付けたようにしか見えませんでした。邦男もたいがいですが、輝一もいいやつというよりダメなやつでは。

2015/06/17

感想・レビューをもっと見る