愛の帆掛舟 (新潮文庫 は 15-2)
愛の帆掛舟 (新潮文庫 は 15-2) / 感想・レビュー
A.T
表題作「…帆掛船」って、正義の、じゃなくて性技の、アレか……。今回の愛のアンソロジーのオチは下世話なところへ向かう。人間関係の要が性関係だった頃の(そんな時代ってあったの?)(あったっぽいな)(え、ウソ…)、治ちゃんのお伽話「愛のアンソロジー」シリーズ?2冊目。
2024/05/11
そうたそ
★★☆☆☆ 「愛の矢車草」は傑作揃いの恋愛短編集(割と変化球ではあるものの)であったのだが、その期待から手に取った本作はどれもいまいちで、前作に比べるといまいち著者の狙いも伝わってきにくい何とも中途半端な作品に落ち着いている。一番マシなのは表題作だが、相続問題が引き金となり嫁と舅の間に愛が生まれるという状況が描かれている。これに関してはラストの辺りがどうにも蛇足だなと思わざるを得なかった。他の作品はどれもいまいち。最後の「愛のハンカチーフ」も妙に哲学的な箇所が気になってしまった。
2019/04/19
soran
うまい! ほんとにうまい!
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