12星座の恋物語 (新潮文庫)
12星座の恋物語 (新潮文庫) / 感想・レビュー
ミカママ
正直、独身時代にはありとあらゆる占いを試したミカママである。もちろん星座占いにも凝った。ただしそれは、結婚できるかどうかの人生の一大イベントを控えていたからであって、以降は憑き物が落ちたように興味を失った。息子を含めて、身近な人の星座も知らなかったくらい。でも今作、改めて身近な人たちの顔を思い浮かべながら読むと、あるわあるわ。占星術研究家指導の元に、角田さんの筆が冴えわたる。ちなみにわたくしメは「秩序好きなアネゴ」だそう。相方は「アル中と天才ダンサーと科学者が同居状態」うむ、言えてるな(笑)
2018/08/28
masa@レビューお休み中
短編の名手である角田光代と占星術研究家の鏡リュウジのふたりが手を組んで生まれた作品である。このふたりが手を組むのだから、面白いものができないわけがない。変な占いの本を読むよりも、共感しやすいし、なによりもリアルにいる人と対比できるので参考になっていい。この本には、24の物語が収まっている。牡羊座から始まり、魚座で終わる12の星座の男女が、総勢24名でてくるのである。物語の後に、鏡さんの解説が付いているのだが、これが辛口だけど、的を射ていて参考になるのです。ただの占いは飽きたという方は是非どうぞ。
2014/08/24
ひろちゃん
各星座の恋を描いた短編集。私は山羊座のA型。この星座のイメージとしては黒髪、額縁メガネ、みつあみの学級委員長タイプ。おとなしく、真面目だが野心は人一倍秘めているタイプ。いつも出るラッキースポットは美術館、図書館など静かな固いところ。最近ガチで美術館や図書館が好きになってきている。短編集に出てくる山羊座の女は真面目だがどの女も共感出来そうだった。
2015/12/20
Shinji
読み物としての結果を求めていないショートストーリー。プラス占星術による各星座の性別による性格や行動の傾向と対策! さらりとした星座占いって感じでしたね。この歳になると身内以外の星座を気にすることなんてなくて、あまり当てはまるかどうかの判断をするだけのサンプルがないのですが、当てはまることも多いので楽しめました! ただ… 鏡さん、私 射手座なんですけど… 結構キツイ感じで書かれてるんですけど⁉︎ そんなこと書かれたら女の子寄って来ないじゃないですか! でも思い当たるフシがあるので強く言えない……
2015/07/23
たるき( ´ ▽ ` )ノ
おおー、とても興味深い内容だった!自分のところはけっこう当たっていて、うわ…と思った(^_^;)まわりの人に当てはめてみるのも面白かったし、いろんな楽しみ方ができる一冊だと思う。
2015/09/23
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