日本少国民文庫世界名作選 1 (新潮文庫 や 1-11)
日本少国民文庫世界名作選 1 (新潮文庫 や 1-11) / 感想・レビュー
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実家の書棚から持ってきた本。児童のための短編集。大人が読んでも様々なことを再認識させられる話ばかりで素晴らしい。生きるために本当に必要なものは何か、大切なことは何かと考えさせられた。「身体検査」、「ジャン・クリストフ」が特によかった。そして後半およそ半分を占める「点子ちゃんとアントン」。これの各章の終わりにある「反省」、これがまた格別。「復刊にあたっての解説」で、河合隼雄氏は、「この『世界名作選(1)(2)』の復刊を心から歓迎したい」と仰っている。それなのに現在廃刊とは残念。
2016/12/25
nakmas
図書館本。 「しょうこくみん」、響き的にプロレタリア文学??と思いつつ、「少」だったので少年・少女向けに山本有三がまとめてくれた、良質な読み物でした。 前半は短編と詩が交互に編まれていて、固めの文章が読めるなら、または本に慣れる努力をしようとするなら、とても世界を広げてくれる読み物。
2020/03/08
0422
とてもいい。子供のころに読みたかった。でも中年のころ読んだ方が、初心に帰れる。
2015/11/29
風鈴
日本語でも不自由するのに、外国語なんてもっと不自由で仕方ない。ましてちょいと前の翻訳もの・・・。言いたいことは判るけど、口に出して読んだら(当時は)違和感ないものだったのだろうかという思いがぬぐえない・・・。どれも読んだことないものばかりだったので、ある意味新鮮でした。
2019/07/24
ぶたまん
皇后美智子様が子供のときに疎開先で読まれた児童書。あのアインシュタインの「日本の小学児童たちへ」が読みたくて借りてきた。なんともずっしりぎっしりした本で、これは何だか特別な感じがするぞ、、と読みはじめた。他にトルストイの「人は何でいきるか」やソログーブの「身体検査」が面白かった。
2016/06/17
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