街のオキテ (新潮文庫 い 34-1)
街のオキテ (新潮文庫 い 34-1) / 感想・レビュー
つちのこ
興味のない記事も多いので、とばし読みで読了。『五日市の看板学オミズ探検隊西へ』は昭和40年代に田舎に貼られたアース製薬のホーロー看板で水原弘がプリントされた『ハイアース』の看板を探すルポ。この記事が書かれたのは1980年代なので、ルポによるとまだこの看板は比較的残っていたようだ。今となっては由美かおるの『アース渦巻』の看板とともに高値で取引されるマニア垂涎のアイテムとなってしまった。まぁ、昭和レトロをもっと知りたいという人には面白く読める本だと思う。(2005.10記)
2005/10/08
Nozomi Suetsuna
バブル男子のニオイがぷんぷんして懐かしくこそばゆい。独特の言い回しと突き放すような毒舌。お下品なネタも多いのです…、泉節、炸裂。84年9月から雑誌ポパイに連載されたコラムでネタは古いが懐かしく、今読んでも十分楽しめる。いやぁ、泉さん、ほんと屈折してるわ(笑)。
2012/03/13
あーさー
泉麻人さんが、街における様々なシチュエーションや街そのものをランキング化しています。84年に始まった連載を86年に単行本化し、88年に文庫化されたものなので、出てくるワードにかなりの古さを感じます。私の好きじゃないテーマも散見するのでそこは流し見しましたが、2022年の今になって読むと「ある意味で面白い」という1冊です。
2022/12/15
羊男
★★★
1988/08/01
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