B級ニュースの旅 (新潮文庫 い 34-11)
B級ニュースの旅 (新潮文庫 い 34-11) / 感想・レビュー
barcarola
B級ニュースではなく、雑誌記事の変遷とでもいうべき内容が多くの割合を占めており、期待とは異なるものだった。前巻にあたる「B級ニュース図鑑」があるようなのだが、そちらはどうなのだろう。
2021/01/03
cithara
私はまだ国立国会図書館や大宅荘一文庫に行ったことがない。一生のうちに一度は訪れてみたいと思う。私は図書館にずっと憧れがある。以前マンガ図書館に行ったとき、夫が読みたいと思っていたマンガのあらすじをざっと説明するとそれだけで図書館員はわかってくれた。今はたいていの図書館に検索用コンピュータが設置してあり、利用者は自由に使用することができる。ますます図書館員とのふれあいがなくなってしまうのだろうか? コンピュータは即時性があって正確だけど、私は直に人間と話したいと思う。こんな考えはもう時代遅れなのか?
2015/06/19
Sleipnirie
正月モチにヤラれる老人の記事はいつ頃載るようになった のか、窃盗・強盗犯はどんなあだ名を付けられたのか等を調べに国会図書館へ。あるいは昭和の頃にどんな『族』がいたのか、紅茶キノコ・ぶらさがり棒といった健康法は雑誌でどう扱ってたのか等を調べに大宅文庫へ。 個人的にそれ以外の事件も興味深かった(昭和8・29・43・44・53年には気温36度~40度の日があったこと、お菓子のオマケだけを盗む事件が昭和29年にあったこと)
2020/08/17
遊真
おもわず脱力してしまうような珍妙な事件や、陰惨な事件のはずなのにどことなく滑稽な雰囲気を漂わせている事件(を扱った新聞の見出し)を集めた本。昭和30年~50年の流行や風俗、マスコミ論みたいなものも展開されているけれど、全てB級ニュースに絡めてあるため堅苦しさを感じることなく気楽に読める。
2010/05/04
ろびん
お正月のお餅はもはや風物詩ですよね……。確かに、笑えないんですけど思わず苦笑い、といったニュースは結構あるかもなあ、と。
2016/05/05
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