東京発千夜一夜 上巻 (新潮文庫 も 14-5)
東京発千夜一夜 上巻 (新潮文庫 も 14-5) / 感想・レビュー
あつひめ
再読。怖いもの見たさというか男と女の真の姿見たさと言うか・・・また手に取ってしまった。短い物語の中でどんでん返しの裏ワザをこれでもかというほど見せつける。きっと何かあるだろうと思うのに・・・一度読んでいるのに・・・結局全部の物語に目を通してしまう自分が居た。
2013/01/02
あつひめ
一つのお話がほんとに短い。文庫サイズで2ページちょい。その短い中に思いが詰まっている。ブラックユーモアであったり、ギョッとするような不思議な話だったり。えー・・・どうなっちゃうの???と読者の心配をよそに、新しい物語が始まる。それがぜんぜん嫌じゃない感じ。移動中に読むのに向いているような気がする。上下巻合わせて200話。なかなか面白い取り組みだと思った。
2011/06/18
Kira
何度目かの再読。1990年代始めに朝日新聞夕刊に連載されていたショート・ショート200話をまとめたもの。上巻には100話を収録。一話ごとの挿画もおさめられているので、夕刊連載当時のほぼそのままを追体験できる。連載当時は、夕刊が配達されるのを毎日楽しみにしていた。なので、この文庫版が1995年に上下巻で出たときには、飛びつくようにして買った。以来、何度か読み返してきたが、新聞連載から30年も経ったのかと今回の再読ではことさらに感じた。
2021/07/12
Kaya
ざわざわする話が多い中、「ドルチェ・リーベ」の話がいつもほっとする心地良さでした。 確か月曜日だったかと。
ミノムシlove
急に読みたくなり昔々買った本を探し出して読んだ。結末が読めるお話も多いが楽しめた。読んだ後不安になる話が多い中、カフェバー『ドルチェリーベ』のパートは人間の血が通っていてほっとする。
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