あだし野 (新潮文庫 た 15-5)
あだし野 (新潮文庫 た 15-5) / 感想・レビュー
金吾
立原さんらしい美しさを感じながら読みました。しかし主人公には共感できる部分はほとんどありませんでした。しかしそのような主人公を、シビアに書く著者をすごいと思いました。
2024/01/29
みたらしだんご
主人公、壬生七郎みたいな男性が現代では受け入れられるだろうか、とまず感じました。立原さんの本は以前読んだことがあり、良かった記憶がありますが、この小説で描かれる「男の美学」は正直理解しづらいし、壬生に感情移入はできません。しかし、ある意味徹底的に突き放したような視点や、日本各地に赴いた時の心境描写は惹かれるものがありました。タイトルの『あだし野』は絶妙。
2013/05/02
うぇす
小説家、愛人、余命 ○自堕落な生活を送る小説家が妻と愛人の間でふらふらする話。とくにオチとかはない。レイプシーンは人としてどうかと思う。
2010/06/14
雲國斎
立原正秋もわりと読んだけど,すっからこんと忘れてる…。
1977/09/22
obb
△男がふらふらしてるから、女は不安で狂う、こういう男は、怖いー。
2012/08/25
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