江戸の一夜 (新潮文庫 た 48-8)
江戸の一夜 (新潮文庫 た 48-8) / 感想・レビュー
MIKETOM
500ページ16編とかなりのボリューム。内容はなかなかバラエティに富んでいる。スカッとするもの、もやもやするもの、味のあるもの、後味の悪いもの、カッコいいもの、無様なもの、なんだかよくわからないもの、中には愚かを通り越してアホウと言いたくなるものも(笑)硬軟、明暗、正邪、美醜、色々取り揃えてまっせ的な短編集。ただしまあ、長すぎて飽きるけど(笑)オキニの作品は「江戸の一夜」「笑くぼの女」「淪落」「不義の部屋」「隣りも妾宅」「渡し場」「酔眼の友」「欺し欺され」けっこう多いね。まずまず、なかなかな一冊。
2021/01/27
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