つまり何なんだ (新潮文庫 か 22-10)
つまり何なんだ (新潮文庫 か 22-10) / 感想・レビュー
格之進
特にエッセイが好きだった 再読
2024/07/07
c7_choco
私が小学生ころの日本って、こんな感じだったのねぇ。すごく変わった気がしていた世の中だけど、実はあまりかわっていないのかも。と感じたエッセー
2010/12/29
tsukamg
週刊朝日のエッセイ。1989年秋から1990年の暮れまでの掲載分。バブルのピーク時とちょうど重なる。内容からは軽妙さが影を潜めていき、環境問題政治風俗流行など、時代そのものへの怒りが目立つようになってくる。翌年のフライデー焚書事件は、宗教だけが理由ではなく、溜まりに溜まった怒りも原因だったのではないかと思う。あの事件がなく、火事で夭折することがなければ、どういう枯れ方をしたか、本当に興味がある。忘れてはいけない作家なのだけど、覚えている人が少なくなりつつあるのは残念。
2017/07/20
Fukigobou
今から23年前の頃のエッセイ。古本屋で投げ売りしてあった一冊。書かれた当時は海部さんが総理だったんですね。イラクフセイン政権、環境問題、福島第2原発、岡本喜八監督の「大誘拐」の米子市での試写会など地元の話もでてきたりします。自宅家事で亡くなった景山さん、宗教づいてからは読まなくなったけど今でも生きてたら「なんだ環境も政治もちっともかわってないじゃねぇか」って怒るだろうな〜。昔のエッセイ読むのも当時の自分を思い出したりして結構たのしいもんですね。
2013/06/01
カンパネルラ
宗教とか環境破壊に目覚めて、それが内容に反映している。かなり同調出来る部分もある。少し説教くさいかもしれない
2007/06/06
感想・レビューをもっと見る