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白い巨塔 続 新潮文庫 や 5-11

白い巨塔 続 新潮文庫 や 5-11

白い巨塔 続 新潮文庫 や 5-11

作家
山崎豊子
出版社
新潮社
発売日
1978-04-01
ISBN
9784101104119
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白い巨塔 続 新潮文庫 や 5-11 / 感想・レビュー

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RED FOX

控訴審と学術会議会員選挙の二兎を追う主役の多忙ぶり、サポートする参謀たちのエグさが際立つ。最後の最後に主役が、自分が本当に信頼していた人が誰か独白するシーンが沁みた。

2015/04/22

James Hayashi

ドラマだと面白さを求めるため、簡易化されるのであろうが、小説だと難しい問題を丹念に書かれていると思う。下調べ、調査に余念がなく医学界に法の裁定を下す著者に頭が下がる。前2巻だけだと、不満が残るかもしれないが、続編で鉄槌を下しているので座りの良い重厚な作品になった。良作。

2013/08/17

ミカママ

いやーおもしろかったです。正編の上下巻から始まって、長い道のりだったけど、一気に読んでしまった。そして結末が・・・。そうか、そうなってしまうか、というオチで。さすが山崎豊子さんです。

2012/06/25

ぽった

名作。財前の生き様はすごい。

2019/03/09

Ukati

医者の不養生という若干苦笑を促すオチに、山崎豊子のすごさを感じた。ちょうどNHKで癌特集をやっていた。がん予防法から5年がたち、がんで死ぬ人の数は減っているという。でも、この本の中で描かれているような病院内での利権争いや、大学や病院との癒着はいまだ同じだという。 人の命を預かる医療という学問・技術のまわりには、まったく関係の無いどろどろした人間関係があると思うとうそ寒い想いがした。 保険に入っていたって、医者がちゃんとしていなければ仕方ない。 医療だけでなく、欲や名誉を求めることがどんな分野をも汚い世界に

2012/06/30

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