沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)
沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫) / 感想・レビュー
射手座の天使あきちゃん
日本航空社内の不条理・傲慢・人間の欲望等を赤裸々に 真相は?、これだけが真実ではないでしょうが、ある局面から見た事実なんでしょうね、甦れ 鶴丸! 私の株を紙屑にしないで(笑)
ntahima
善悪を際立たせるという小説的手法と事実に取材して再構成するいうノンフィクション的な手法が最後までうまくかみ合わなかったように思える。ただ全5巻を一気に読ませる筆力は確かであり、モデルのある企業小説と割り切れば傑作だと言えるであろう。
2009/12/27
つーこ
再読。1人の会社員の思いって、こんなにも届かないものなのか。国見会長の誠実さと恩地の熱い思いに感化されて読むこちらも何かが変わることを期待し熱くなったのに、悔しくて無念で虚無感に襲われた。小説のように(小説だけど)正義が勝つとは限らないのが現実なのだ(小説だけど)。これが実話だと思うと本当に恐ろしい。
2017/12/29
ともくん
[再読] こんなことがあっていいのか。 ここまで、魑魅魍魎が巣食っている会社があるのだろうか。 だが、ほぼ誰もが知っている通り、モデルとなる会社、人物がいる。 だから、ほぼ現実に起こったことなのだろう。 やはり、人間がこの世で一番恐ろしい動物なのだろうか。
2021/06/01
優希
どこまでも鳥肌が立たずにいられない作品でした。フィクションでありながら、ノンフィクションの要素も下敷きにあるようでした。まさかの最後まで救いのないドロドロした展開なんですね。壮大なドラマの完結は悪夢の色彩を放っているように思えました。
2022/06/15
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