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死の枝 (新潮文庫)

死の枝 (新潮文庫)

死の枝 (新潮文庫)

作家
松本清張
出版社
新潮社
発売日
1974-12-16
ISBN
9784101109329
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死の枝 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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i-miya

2014.01.07(01/07)(再読)著。 (解説=中島河太郎) 清張の作品なら目を通すが、だからといって、他の作者の推理小説まで触手を伸ばさないという読者は多い。 M20年代、黒岩涙香。 硯友社(尾崎紅葉が盟主)は、涙香を目の敵にして、探偵小説退治に乗り出したほどだ。 しかし、涙香の創作、『無惨』は当時の読者に理解されず一編で終わった。

2014/01/07

i-miya

2014.02.27(02/07)(つづき)著。 02/26 (P284) (解説、中島河太郎、つづき) 即戦即決主義を取らない清張。 犯人が逮捕されるのは、わずかに『偽狂人の犯罪』だけ。 犯人側から物語が始まる展開。 『偽狂人の犯罪』・・・精神分裂症を装う。 信徒間の共同防衛意識。 同一パターンを避ける。 ◎『交通事故死1名』 1.東京の西郊外に延びるI街道という古い街道がある。 鎌倉に通じた道。 激しくなった自動車の通行。 早春、午後九時過ぎ、3/10。   

2014/02/27

ナキウサギ

 枝と呼んでいいのだろうか。死に至るまでに広がるのヒトの気持ちの枝分かれ。真相を掴むために分かれていく情報や証言の様を枝と見るのか。実に簡単な盲点を容易に!軽快に!書き下ろしている。次から次へと進む短編は、曲がって伸びる枝みたい!振り回されてなんだなんだと言う間に読み終えた。

2023/01/20

達ちゃん

バラエティに富んだなかなか渋い短編集。どの話もラストがたまりません。

2021/09/05

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

短編集。松本清張は父の書棚にあったので中学生の頃は家にあるだけ読んだ。全集だった。私が日本の警察に派手なアクションはないけど優秀というイメージは松本清張作品からである。ほんの少しのひらめきや手がかりから事件解決の糸口を見つける警官達。そういう感じで自分の犯した犯罪が明るみに出てしまう犯人達。文章も読みやすく頭がこんがらがる事もなかった。

2020/11/24

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