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冷えた月 (新潮文庫)

冷えた月 (新潮文庫)

冷えた月 (新潮文庫)

作家
谷村志穂
出版社
新潮社
発売日
2009-09-29
ISBN
9784101132563
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冷えた月 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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優希

不倫する夫婦の物語ですが、ドロドロ感はなく、悲しさともどかしさがありました。家族は何だろうと考えさせられます。このまま流れたらどこまでいくのかがもどかしく、苦しい作品でした。

2021/06/01

June

あらすじを要約すれば陳腐なものになるし、登場人物の誰にもさほど共感できない。だけど、ぐいぐいと読み進めてしまう、谷村志穂さんの文章と相性がいいのかもしれない。わざとヤな人間に描いているとも思える。学習塾から波及して、子供や時には親までも参加できるアウトドア体験ツアーを主催する団体、それを運営する人たちが主人公になっている設定は面白かったんだけどなあ。解説はなかった。今まで読んだ作品の方が断然良かった。

2018/10/20

なつ

泥々の愛憎劇を見ている気分で読了。誰からも愛されたい、赦しを乞い赦されたい靖季。それが悲劇を生む。靖季が運営する団体で事故が起きる。その家族から赦されようと通いつめ、未亡人は靖季に心も体もあずけようとする。そして欠けた心を満たそうと昔の男に抱かれる妻。みんながみんなバラバラ。わからなくもないけど、ラストが呆気ない気がした。

2017/01/25

じんこう

谷村さん、の作品ではカラッとして前向きな話しばかり読んでいたのでこんな作品もあるんだと認識を改める。自分中心で精神的に安定しない大人達ばかりが登場するが、そんな大人に振り回される子供たちが不憫だなぁ

2024/02/29

チェス

うーん、終わり良ければ?ってなことなのかな? 図書館本。

2019/03/05

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