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対談集「気骨」について (新潮文庫)

対談集「気骨」について (新潮文庫)

対談集「気骨」について (新潮文庫)

作家
城山三郎
出版社
新潮社
発売日
2006-03-28
ISBN
9784101133317
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対談集「気骨」について (新潮文庫) / 感想・レビュー

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さきん

理想的なリーダー像や組織のあり方について賛同できることが多いが、安全保障に対する考え方はダメだなと思った。いかにも戦後知識人の典型だと感じたのは加島氏、他の対談者も似た感じ。

2018/05/06

北之庄

大好きな城山三郎さんと、吉村昭さんの対談が収録されてるので、ワクワクして読み進めましたが…見事に肩透かし。昭和2年生まれの同級生のお二人、完全にリラックスモード(笑)。ま、これはこれで味わい深いですが。むしろ澤地久枝さん、辺見じゅんさんとの対談が印象的。「桜が、桜なんかが咲いてやがる」と言って気がふれた復員兵、そして文化勲章のデザインは、桜ではなく敢えて橘をモチーフにされた昭和天皇陛下の想いが、読後も胸にのし掛かります。

2014/02/14

ばなな

吉村昭との対談で、ぼくの流儀(自分の流儀)を楽しそうに話している。では、自分の流儀は何?と言われて直ぐに話せるのかな?色々な人達との対話は、やはり勉強にもなります。

2009/12/20

nezumi

〘安易なイデオロギーに転ばない城山三郎〙 城山三郎の対談集。主に戦争と当時の日本についての話題。 氏の深い知識は当然だが、やはり城山三郎の小説に貫かれている主題というものは、ブレずにこの対談集からも感じ取ることができる。 左右両方のイデオロギーの人と対談しているのだが、彼らが提示する話題への城山の回答は、決して安易な好き嫌いや感情ではなく、筋を通す事の重要性である。 戦争に関する城山の原体験を知れたのも良かった。 現代に生きる我々が、城山三郎のような気骨を持つというのは、中々用意ではないだろう。

2023/02/07

フィロ

『責任』が大事だって共感(゚o゚)

2011/10/09

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