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わたしの童話 (新潮文庫 す 1-11)

わたしの童話 (新潮文庫 す 1-11)

わたしの童話 (新潮文庫 す 1-11)

作家
住井すゑ
出版社
新潮社
発売日
1992-08-01
ISBN
9784101137117
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わたしの童話 (新潮文庫 す 1-11) / 感想・レビュー

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はらぺこ

天皇制とか身分制度が大嫌いな作者と知らずに読んだのが間違いでした。自分も差別はアカンと思ってますが、ガーッて来られると反発したくなってしまいます。女性差別に絡める田嶋陽子とか超常現象を否定するキッチュと同じ感じがした。インタビュー『わたしの童話』で昔話や童話を否定したり肯定したりしてて個々には頷けるが纏めると何故か矛盾してる気がした。 自分の記憶の桃太郎の鬼は都とかで悪い事してたと思うんですけど、ホンマの話では無実の鬼なんですか?無実の鬼なら高橋英樹じゃなくて桃太郎ってホンマ悪い奴ですねぇ。

2012/11/16

Kazumi

先にインタビューを読んでから物語を読んだ方が伝えたい事がわかるかも。 この方の思想がかなり強烈で偏ってるように感じて途中で読むのやめてしまおうかと思ったのですが、時代がそうさせたのかなと違う考え方知るのも大事かなと思い直し何とか最後まで読みきりました。(差別は絶対いけないなどいい事はおっしゃってるのですが発言が過激すぎて良い所がスッと入ってこないのです)

2019/05/16

光芽様

かなりの思想家。共産主義かなかなかな。なるほど。。。とか、ううう。。。とか強烈な後書きだった。物語はなぜか気持ちが沈んだ。なんだろーなー。お腹が空いたからかな。

2017/10/01

なおぱんだ

著者が書いた童話を集めた作品集です。著者の作品で大長編の「橋のない川」もしばらく前に読みました。この童話集には、「橋のない川」に挿入されたお話も含まれています。巻末の対談には、著者の天皇観、天皇制批判が表れている発言が多く出てきますが、その背景にあるのは、「天皇を崇拝することによって部落差別が生まれる」ことにあります。

2010/06/02

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